テレビのテロップについて

b0042288_1201246.jpg最近、いろいろな場所で「しかし、あのテレビのテロップの字はひどいね。間違いだらけだよ。誰がつけているんだろうね。」という声をよく聞く。漢字などの表記がいい加減だというのだ。俺はあまりテレビをみないので、さほど気にはならなかったが、朝飯を食べながら、ワイドショーを見るともなしに見ていて、びっくりした。



それは、こどもの日の行楽地で迷子になった子供を、ボランティアが保護したり捜索したりして、最後には親と再会を果たすという微笑ましいものだったが、ある母親が動転して、再会したわが子を叩いてしまった後、レポーターに話していた場面だった。「こんなに長い時間子どもと離れたことがなかったので・・・自分の方が悪いんですけど、目を離した・・・。」というのが母親の話だったが、画面下のテロップには「自分の方が悪いんですけど目を離した」と出ていた。話を聞いていれば、母親の言いたかったことは、「目を離した自分の方が悪いんですけど」で、「目を離した」が「自分」を説明していることは自明である。
「自分の方が悪いんですけど・・・目を離した・・・」と
「自分の方が悪いんですけど目を離した」とでは、意味が全く異なる。だったら、「(目を離した)自分の方が悪いんですけど」という書き方のほうが、まだ意味を損なわない。「文字放送」ではない字幕は、誰のために誰がつけているものなのだろう。
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